2007年04月16日
ソリッドの恩恵

(釣行記 07.04.14)
■■■相性に舌打ちする男■■■
自分が使っているタックルの中で、『なーんかこいつとは相性悪いかも』って感じるの、ありません?
私はあります。
メバルも好調、エリアのトラウトとも死闘を演じ、結構大きなイトウやブラウンもやっつけたことのあるこのロッド。
ソリッドエアリアルULMX。
どうにも本命であるバスとの相性がよろしくない。というか、私がバス相手にあまり使い込まなかったというのもあるのだが、ギルや小バス相手に1日100匹とかいうスコアを持つくせに、サイズには恵まれないロッドなのだ。
いや、確かにバス相手にこいつを使う時はテンパってるか遊びでホゲーっとしてるかのどっちかだったという反省材料はあるにせよ、これではいかん。
今年はスピニングを封印・・・はできないとしても多用しないように決めていたのをあっさりと曲げ、近所の野池へ克服に出かけることにした。
■■■ステルスロッドという奴■■■
そもそもこのロッド、元々はホームグラウンドにしている野池で、馬鹿馬鹿しいまでにスレきっている状況打破のために上に手を出したタックル。
友人のミッジディレクションがタフコンでボウズ知らずの活躍を見せるのに対抗して購入に踏み切った、究極のボウズ逃れチキンハートタックル。
ネットオークションでゲットした中古だが、飛び切りの上玉とめぐり合った模様で大満足。
なんだけどね。
これで2inセンコーとか投げてたら、勝つならともかく負けた時、軽く廃人気分を味わえるという、諸刃の剣。ソリッド特有のベナンベナンを極限までだるくした感じで、正直感度なんてあったもんじゃない(魚が小さいほどレスポンスは素直で活発だから、アタリは分かるけどね)。
だから中層をなんちゃってミドストしたり、スプリットショットで引いたりしてると「グーーーーン」と重くなるだけの感触ってのが結構あるし、自分で操作してる感があんまりないのが使っててイマイチつまらない。
そう意味では魚を釣るという目的至上の竿なのだ。
まぁ、ボウズ逃れだからいいのだけれども。
ということで、先日買ったジャバスティックをハンハンジグの1gにセットして、ハンハンしてみた。
■■■釣れた・・・けど■■■
思い切り台風並の低気圧が通過した直後で大増水、おまけにドチャ濁り。それでも根気よくスピニングを操作して丁寧に丁寧にシェイクとリーリングをこなすのは、ものすごい集中力を必要とする。
飽きっぽい私にはなおさらのことだ。
水を見た瞬間から釣れる気がしないのをできるだけ考えないようにして、ひたすらシェイク。
このところまともに休みを取れない中、ようやく捻出できた時間だったし、諦めて帰るのも残念すぎる。
竿一本だけで来たのが幸いした。
ラバジロッド持って来てたら、速攻持ち替えてカバーを撃ってるところだ。
辛抱という文字を頭に思い浮かべること1時間弱、ようやく反応が。
ぷるるる。
・・・ハゼの脈釣りかい(笑)!
釣れたのは20センチちょいの小バス。ハンハン相手にこれでは、釣れてもずっとこのサイズの気がするな、激しく。
セットしてるリールはルビアス2004+リバージ・エクスクール3lb、陸っぱりではオープンウォーターのブレイク手前くらいしか狙えない。ややこしいところを狙えば確実に切れるし、そんな火を見るより明らかな行為でゴミを増やしたり魚を殺すのは仁義に反する。
ということで、切り立った護岸のヘリを水平に引くくらいしか他には転用が利かないな、という結論に至った。
■■■ベナンベナンの恩恵■■■
ここで選んだのはスプリットショットリグ。
ジャバスティックを使ってみたかったというのも今回の目的だったので、パッケージに書かれてあったとおり、試してみようと思い至る。
3Bのグレムリンを噛ませて、キャスト。
うーむ、この竿、ソリッドだから先がぶれて投げ難いなぁ。仕方ないけど。
そんなことを考えながら2、3投。
そして期待もなく投げた4投目。
スラッグを出したままフォールさせ、ヒュンとラインを裁く。ほとんど反射的にリールのペイルを返す。少しだけ巻いてハーフテンション。ここで軽くシェイクを加えた瞬間。
ゴポン。
お?
スイープする前にロッドが入った。流石ソリッド。
チキチキ、ドラグが鳴った。
デカい、カッコいい!・・・のではなく、しまった、さっき締め忘れてたぞ(笑)。
恥ずかしい。
魚が暴れたら護岸の壁でラインが擦れてアウトだったかも知れない。
しかし最初のアタリで完全に竿先が入ってフッキングしていたのと、3lbとは思えない強度を誇るクレハのラインのおかげで簡単に白いお腹がこちらへ寄って来る。
こればかりはオートフッキングの難点で飲まれ気味だったけれど、寒さの残る山の麓、この時期の野池では大満足な44センチ。

おー。
克服ってより、ソリッドだったから釣れたって感じだ。足りない腕を補ってくれたのだと思っておこう。

メジャークラフト DAY’S(デイズ) SEASONS
ソリッドティップのロッドはあまり汎用性があるとはいえないので用途が限られるけれど、持ち運びに便利な2ピースで常備しておくのもいいかも。ボウズ逃れには役立つし、メバルやトラウトも狙えるから。

クレハ(KUREHA) リバージ エクスクール 100m
廃盤になっちゃったけど、このラインの強さはホント、驚愕。
同じメーカーのR18も飛び抜けていいけれど、私はまだまだエクスクールの買い置き分を使ってますよ。
さて、珍しく釣りに行けたし、思ったとおりに釣れるなんて輪を掛けて珍しいことだから、次の機会がやってくるまでここは真面目に働いておきますか。
そもそもこのロッド、元々はホームグラウンドにしている野池で、馬鹿馬鹿しいまでにスレきっている状況打破のために上に手を出したタックル。
友人のミッジディレクションがタフコンでボウズ知らずの活躍を見せるのに対抗して購入に踏み切った、究極のボウズ逃れチキンハートタックル。
ネットオークションでゲットした中古だが、飛び切りの上玉とめぐり合った模様で大満足。
なんだけどね。
これで2inセンコーとか投げてたら、勝つならともかく負けた時、軽く廃人気分を味わえるという、諸刃の剣。ソリッド特有のベナンベナンを極限までだるくした感じで、正直感度なんてあったもんじゃない(魚が小さいほどレスポンスは素直で活発だから、アタリは分かるけどね)。
だから中層をなんちゃってミドストしたり、スプリットショットで引いたりしてると「グーーーーン」と重くなるだけの感触ってのが結構あるし、自分で操作してる感があんまりないのが使っててイマイチつまらない。
そう意味では魚を釣るという目的至上の竿なのだ。
まぁ、ボウズ逃れだからいいのだけれども。
ということで、先日買ったジャバスティックをハンハンジグの1gにセットして、ハンハンしてみた。
■■■釣れた・・・けど■■■
思い切り台風並の低気圧が通過した直後で大増水、おまけにドチャ濁り。それでも根気よくスピニングを操作して丁寧に丁寧にシェイクとリーリングをこなすのは、ものすごい集中力を必要とする。
飽きっぽい私にはなおさらのことだ。
水を見た瞬間から釣れる気がしないのをできるだけ考えないようにして、ひたすらシェイク。
このところまともに休みを取れない中、ようやく捻出できた時間だったし、諦めて帰るのも残念すぎる。
竿一本だけで来たのが幸いした。
ラバジロッド持って来てたら、速攻持ち替えてカバーを撃ってるところだ。
辛抱という文字を頭に思い浮かべること1時間弱、ようやく反応が。
ぷるるる。
・・・ハゼの脈釣りかい(笑)!
釣れたのは20センチちょいの小バス。ハンハン相手にこれでは、釣れてもずっとこのサイズの気がするな、激しく。
セットしてるリールはルビアス2004+リバージ・エクスクール3lb、陸っぱりではオープンウォーターのブレイク手前くらいしか狙えない。ややこしいところを狙えば確実に切れるし、そんな火を見るより明らかな行為でゴミを増やしたり魚を殺すのは仁義に反する。
ということで、切り立った護岸のヘリを水平に引くくらいしか他には転用が利かないな、という結論に至った。
■■■ベナンベナンの恩恵■■■
ここで選んだのはスプリットショットリグ。
ジャバスティックを使ってみたかったというのも今回の目的だったので、パッケージに書かれてあったとおり、試してみようと思い至る。
3Bのグレムリンを噛ませて、キャスト。
うーむ、この竿、ソリッドだから先がぶれて投げ難いなぁ。仕方ないけど。
そんなことを考えながら2、3投。
そして期待もなく投げた4投目。
スラッグを出したままフォールさせ、ヒュンとラインを裁く。ほとんど反射的にリールのペイルを返す。少しだけ巻いてハーフテンション。ここで軽くシェイクを加えた瞬間。
ゴポン。
お?
スイープする前にロッドが入った。流石ソリッド。
チキチキ、ドラグが鳴った。
デカい、カッコいい!・・・のではなく、しまった、さっき締め忘れてたぞ(笑)。
恥ずかしい。
魚が暴れたら護岸の壁でラインが擦れてアウトだったかも知れない。
しかし最初のアタリで完全に竿先が入ってフッキングしていたのと、3lbとは思えない強度を誇るクレハのラインのおかげで簡単に白いお腹がこちらへ寄って来る。
こればかりはオートフッキングの難点で飲まれ気味だったけれど、寒さの残る山の麓、この時期の野池では大満足な44センチ。

おー。
克服ってより、ソリッドだったから釣れたって感じだ。足りない腕を補ってくれたのだと思っておこう。

メジャークラフト DAY’S(デイズ) SEASONS
ソリッドティップのロッドはあまり汎用性があるとはいえないので用途が限られるけれど、持ち運びに便利な2ピースで常備しておくのもいいかも。ボウズ逃れには役立つし、メバルやトラウトも狙えるから。

クレハ(KUREHA) リバージ エクスクール 100m
廃盤になっちゃったけど、このラインの強さはホント、驚愕。
同じメーカーのR18も飛び抜けていいけれど、私はまだまだエクスクールの買い置き分を使ってますよ。
さて、珍しく釣りに行けたし、思ったとおりに釣れるなんて輪を掛けて珍しいことだから、次の機会がやってくるまでここは真面目に働いておきますか。
Posted by 少佐 at 18:05│Comments(3)
│出撃リザルト
この記事へのコメント
お久しぶりです。なかなかいいお腹してますね!
Posted by ミリオネア at 2007年04月17日 22:49
お久しぶりです。なかなかいいお腹してますね!
Posted by ミリオネア at 2007年04月17日 22:51
>ミリオネアさん
お久しぶりです。
ええ、いいお腹してました。まだ唇は赤くなかったけど、メスですかねー。
お久しぶりです。
ええ、いいお腹してました。まだ唇は赤くなかったけど、メスですかねー。
Posted by 少佐 at 2007年04月19日 11:22
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