2007年02月28日
赤い三連星

風が強いのが困りモノ。近所の工事現場がえらいことになってた。
これが春一番の威力なのか!
猛烈に花粉が飛んでるので、マスクとサングラスは欠かせません。…赤い軍服は着ませんけどね(笑)。
2007年02月27日
アンタレスDC

先日エントリーを上げた、遠投しての立ち込みクランキング。
画像にある私の野池セッティングではもはや手も足も出ない釣り方なのであるが、恐ろしく長いカーボンブランクスのクランキングロッドだけでなく、もうひとつ不可欠なものがあると友人は語る。
ロッドと来れば当然、その相方はリール。
そう、超遠投を可能にするDC搭載リールである。
コンクエストDCは私も所有していて、クランキングに愛用している。滑らかな巻き着心地と、せっかちな私が早巻きになり過ぎないようにちょうどいい低めのギア比、そしてデジタルコントロールされたスプール回転から来るAT車的圧倒的な飛距離は、確かに多大なる恩恵をもたらす。間違ってはいけないのは、「絶対にバックラッシュしない」というリールではないということ。重症のバックラッシュを回避できるだけで、当たり前ながらヘボヘボなキャストで油断すると、バックラッシュはしてしまう。あと、ピッチングをしたい時でもブレーキが利き過ぎると言うのも問題。

シマノ(SHIMANO) アンタレスDC(右)
ところがこちらのアンタレスDC、輪を掛けて遠投できるとのこと。コンクエストDCを何度か試してみて、やはり飛距離が延びないことに不満を持った友人の選択だ。
コンクエストDCの遠投よりも、ノーマルアンタレスの超ピーキーセッティングによるフルキャストの方が飛ぶ。
そう断言していた友人が、『アンタレスDCやったら、距離はアンタレスにチョイ負けることはあっても、風待ちいらんからな』とのたまう。つまり、超遠投を狙う場合、風向きが重要であり、ピーキーセッティングだと明らかにやばい風向きの中キャストは出来なかったというのだ。それがDC化により可能になった、と。リール自体の重さは懸念材料ではあるものの、手返しよく投げまくることが何よりも最優先。そして次が飛距離だと。
おまけに軽量のクランクなら空気抵抗が大きく、遠投モードのブレーキ設定はバックラッシュするものの、大きめのクランクで抵抗の少ない形のものだと、ホンキで100mを狙えるというのも利点なのだそうだ。
・・・野池の私にゃ対岸だよ。それに、いくら同じDC搭載リールを使っても、同じ距離を飛ばす自信はない。そこの域に到達するにはまず、キャスト法から見直しが必要だ(泣)。ついでに補足すると、アンタレスDCの方はピッチングも格段にしやすい設定が出せるそうだ。
おいそれと入れ替えの出来るタックルではないから、野望として私の心に刻んでおこう。
2007年02月26日
2007年02月25日
スカイスクレイパー

クランキングをメインのひとつにしている私にとって、クランキングロッドというのは避けては通れないタックルの要素である。
いわく、ノリがよく、遠投が利き、根ガカリを回避しやすいという、いわゆるクランクを引くロッドとしてよく挙げられる利点をクリアしているロッド、要するに長めのグラスロッドになるのだが、それを愛用している。
ところが、野池の陸っぱりメインの私の場合はそれでもよいのだけれど、先日だだっ広いハマの立ち込みをメインにしている友人と電話で話していて、驚くことがあった。
一概には言えないものの、魚が少なくなり反面、個体が大型化している今、並のグラスで遠投したのでは魚が口を使ってくれるところでクランクを引けない、というのだ。
クランクというルアーは当然、リップの角度によって水中深くに潜ってゆく。
一番そのクランクに適したアクションとアピールをする深度をずっとトレースできれば良いのだが、釣り人が水面よりの上からルアーを引く以上はその夢は叶わない。これは当たり前のことだ。
となると、少しでも有効なアクションを持続させようと考えれば考えるほど、遠投が必要となる。
で、友人の言葉を借りれば、最近はその時間を長くしてやらないとクランクを食うことが少なくなったというのだ。これはボートでの釣りも同様だと言う。

エバーグリーン(EVERGREEN) テムジン TMJC-711M スカイスクレイパー
物理的に、7フィートの竿では届かない領域に向かうため、友人が選んだのが摩天楼。
テレスコピック好きなので運びやすくはなっているとはいえ、恐ろしく長い。確かに野池の陸っぱりではお世話になることは皆無に等しい竿だ。
ボートでのディープダイバーを考慮して開発された竿ながら、ハマの立ち込みなんかでは小型のクランクでもしっかりと反発力に乗せて遠投できるクランキングロッドで、はるか彼方での巻き抵抗を少なくするために敢えてカーボンを採用。そのくせに重いという(笑)。
そのためレンジコントロールや掛ける操作性は使用者に要求されるので、グラス特有のオートフッキングみたいなノリは期待できない。完全にMT車みたいなクランキングロッドだ。
正直、こんなキワモノを使ってまでクランクで釣らなくても、他にもっとラクに魚を釣る方法もあると思う。
それでもやっぱり、クランクでデカイのを食わせたいという執念、気持ちがよく分かる。
琵琶湖が遠いので私には縁がないけれど、こういうロッドを求めるところが釣り人の、釣り好きたる所以なんだろうな。
2007年02月24日
2007年02月23日
青空を恨む、そして春風をも!

鼻をパカって外して綿棒でゴシゴシしたい。
この春は、地獄だ。
いつになれば終わる?
私が完全な耐花粉装備を捕捉するまでか?
アウトドア好きなのに、花粉症。
難儀なことだ(泣)。
2007年02月23日
ゼロポイント・ランドナーパック

この冬は暖冬で、本業のアウトドアではあまり出番がなかったけれど、普段の通勤とかにも酷使されていて一番のヘビーローテーション選手がこの、ランドナーパック。25Lを溺愛中。
元々はスキー&スノーボード、またスノーシューのツアー用に開発されたザックだけあって、各所に設置されたストラップは、雪山での機能面優先的に考慮されている。
前面のSRバックルつきのストラップでスノーボードやスノーシューを取り付けることができるし、サイドのベルクロストラップはストックの固定なんかに威力を発揮するループ機構。晴天の時は薄手の上着なんかをクルクルっと丸めて留めておくのにも重宝する。

ゼロポイント(ZEROPOINT) ランドナーパック 25
とにかく頑丈。
擦れても引き摺っても、丸六年以上の酷使でも破れや引っかきはなし。雨ざらし雪ざらし風さらしでもキチンと応えてくれるというのは、簡単なようでいて、実はかなり難しい要求だとおもう。
ボードをクリップする目的のため、ティアドロップ型になっているから細長い感じで、内容量のリッターの割にはあまり荷物が入らないというウィークポイントはあるんだけどね、このモデルが私の背中から離れない最大の理由は、その背負い心地。
カーブしてるショルダーベルトは分厚くて幅広なので肩に食い込むことはないし、立体クッションデザインの背面パッドは抜群の吸い付きで、ラフに荷物を放り込んでも全然ゴツゴツしないのがいい。
より長く、快適に。
これこそザックの真髄ですよ!
2007年02月22日
ザ・ノースフェイス・RBT

何を着りゃいいのよ?
・・・そういいたくなる陽気。でも油断したらまた寒くなるんですよね。まだまだ帰宅する夜は冷え込みますし。
いつも体温調整には気を配ってるつもりなんですけどね、さすがに毎日出勤の度に山装備をそのまま流用というわけにも行かないのでレイヤリングも所詮は「日常バージョン」になっちゃいます。そうすると最近、『上着を着ないと寒く、着ると下着代わりのTシャツがグッショリ』という、一番不快な事態に。
出来る限り速乾性の物を着て過ごすようしてますけどね、やっぱり毎日着るものだし、数がいくらあっても足りない状態。
そんな折、クソ寒いクリスマス直前の夜に友人が街使いでダウンジャケットの下にこれ一枚で過ごしていたのを思い出しましました。

TheNorthFace(ザ・ノースフェイス) RBT ZIP UP
素材のDacron QD MAXタックハニカム(ポリエステル100%)×Dacron QDハニカムメッシュ(ポリエステル100%)×サーマスタット光電子(ポリエステル99%、ポリウレタン1%)という素材、触らせて貰ったところ、一番近い肌触りは薄地のネオプレーンみたいな感じ。ところがとても伸縮性があって、キメの細かいニット構造になっているのがよくわかる。体に対する追従性は抜群で、年末の買出しに奔走した一日だったので出入りが激しく荷物も多かったのですけれど、袖口が捲れ上がってきたり裾がびろーんとなることも全くなかったですね。
脇の下からサイドにかけてはメッシュ構造でベンチレーション効果を高め、反対に冷やしたくない腹部と背中には保温性が高いサーマスタット光電子という配置は、ともすれば蒸れてしまう分厚いアウターの下で抜群の機能を発揮。寒い風の吹く稜線もアウトドアの機能を発揮する場所だけど、結構私は街使いで判断する部分も多いです。着たり脱いだりを繰り返したり、不必要に暖房されたデパートなんかの施設内に入った時にすぐ汗の海になったりと、テストになることも多いです。
ホントに山に着ていってからら、後悔するのはいやですからね。
こいつはその点、合格。夏ならこれ一枚という使い方ができるし、追加してもいいかな。
2007年02月21日
かまくら

暖冬暖冬といいながら、こんな遊びができる北海道が羨ましい。ワカサギの氷穴釣りもできるしな。
…って返信したら、
『毎日雪かきの強制労働つきやで?』とのお言葉。
ううむ、やっぱり悩みどころ、やなぁ。
2007年02月20日
クロックス・ネズミサンダル

日本でも一大勢力に拡大して定着した、合成樹脂サンダル。
その立役者でもあるクロックスから、一線を画したサンダルが登場。
なんと世界一有名なネズミバージョン!!
クロックス伝統のモデル・クラシックをベースに、芸の細かいことにホールがなんとネズミ型!
ううむ、ちょっとかわいいではないか。
かかとのベルト部分は、色違いのクロックスサンダルを用意すれば付け替えることが可能な構造なので、何度かそうしている人を街で見かけたこともあるけれど、この配色がデフォルトなのもいい感じ。

CROCS(クロックス) disney adult
合成樹脂サンダルは使い心地に何を求めるかで価値観というか、金額相応かどうかの判断が変わってくる商品ですね。
丈夫で水に濡れてもすぐに乾燥し、通気性を持たせるホールを多数確保してあることからムレも少ないし、夏場はまさに突っ掛けとしても最適。冬場は冬場で、靴下を履いたままサンダルを履きこなすという方法もアリ。靴下がないと寒いけれど、ムレは回避できる上、厚めに靴下を選べば、以外と野外でも暖かい。もちろん屋内で履き替えるリラックス履きにも最適。
そんなヘビーデューティこそが魅力なのですが、このモデルはもっともっとライトに『かわいいから!』という理由で履いちゃうのもアリでしょう。
クロックスの樹脂は少し硬めなので、もしも室内外で靴下を併用して履くことを考慮しているのなら、あまり小さ目を選ばない方がいいです。
春先、このジーンズにネズミサンダルって映えるだろうなぁ。
2007年02月19日
オーロラブラック・ワイルドハンチ

長らくロストしたままになっていた、ワイルドハンチのオーロラブラックを補給。
私はカバー撃ちとクランキングをメインとする私にとって、信頼するラバージグとクランクの補充は最優先事項の一つである。
とはいっても、陸っぱりがほとんどの私にはディープクランクが必要な局面はあまり多くなく、よってシャロークランク、せいぜいミッドランナーまでで充分なので、多種多様なクランクを揃えるよりはむしろ、カラーバリエーションを(お財布の許す限り)配備したいというのが実状。
ノンラトルのトップバッターにしてレギュラー当確のワイルドハンチの場合、このオーロラブラックとフラッシュクラウン、そしてファイアークローでOK。ダダ濁りのときに使うブラウンチャートもあればいいかな。ブラウンチャートは表面にラメがまぶしてあるところが素晴らしい。
大体が野池のシャロー、2メートル未満の水深しか攻めることないから、このハンチだけでほぼ事足りるし。とにかく根ガカリが少ないのと、よく飛ぶので重宝する。

エバーグリーン(EVERGREEN) ワイルドハンチ
他に使いまわすクランクは、ハマクランクとショット、そしてスピードキットとフラットペッパー。
こんだけあればとりあえず飽きることなく一日グラスロッドで遊べますよ。
2007年02月18日
スナグパック・エボニーベスト

少し暖かくなってきたら重宝するアウターが、ダウンベスト。
袖のない機動性と収納性、そしてレイヤリングすることで体温調整が可能と、真冬よりも実はこれからの季節の方が重宝するアイテムだ。
しかし、そんな出番の多い選手であるからこそ、宿命的に問題も抱えちゃうのですね。
そう、一番の大敵、汗。
レイヤリングを考慮するということは、汗を避けて温度調整をするということで、どうしても汗をかく状況に直面してしまいます。そうなると、ダウンの保温効果は一気に低下してしまいますし、アウトドア専用のベストなんかでは撥水加工がキチンと処理されているので少々の汗ではダウンが濡れてしまうことはないとはいえ、汗の嫌な臭いだけはどうすることも出来ません。

Snugpak(スナグパック) エボニーベスト
寝袋で有名なスナグパックが誇るエボニーベストは、そうした状況でこそ恩恵をこうむることが可能。
NATO軍正式採用のジャケットと同様の素材で作られている=軍用の丈夫さを兼ね備えているのはもちろん、ダウンの代わりに特殊加工して空気を溜め込んで保温する中綿、ソフティーを使用しているため、何と丸洗いOKなのが素晴らしい。汗臭くなったらザブザブ洗えばいいのだ。
ジャケットには表地に高い撥水性能を持つパラテックスナイロン、少々の雨や汗で中綿が濡れることはないので、保温性は抜群。唯一ダウンとタメを張れる中綿でしょうね。
ちょいと大きめなので、必ず小さ目のサイズを選んでおくのが吉。
体に密着させないと、暖かさも逃げてしまいますからね。
2007年02月17日
キャスティングジグ

ラバジ大好きな私。
いくつかのタイプを併用して使い分けしてるのだけれど、基本となるカバー撃ちは、デプスのスライディングジグ。とにかくガードが硬くて根ガカリが少なく、おまけにフックが頑丈で伸びることがまず、ない。
しかしながら、私のキャスト能力ではこのジグ、カバーに直接ぶち込んでフォールさせるには最適なんだけど、どういうわけかスキッピングがさせにくい・・・気がする。それがヘッドの形状の所為なのか、あるいはただ単に気のせいなのかは分からないのだけれど、だ。
そういうわけで、スキッピングする時は、『スキッピングをさせやすい』ジグを愛用。

エバーグリーン(EVERGREEN) プロフェッショナル キャスティングジグ
ヘッドの形状のおかげか、こちらはとにかくスキップさせやすい。私の腕でも比較的簡単にカバーの奥に届けやすい。
モデルチェンジして以降、フックとガードは強くなったので、根ガカリしても伸ばして回収は出来なくなったけど、それでもガードはスライディングジグとは比べ物にならないくらい柔らかいので、瞬間接着剤でガードを極力硬くするか、もしくは「スキップ専用」と割り切るのがいいと思いますね。
ちなみに私は、スキップ専用と割り切って、瞬間接着剤も垂らしてます。
色は、とにかくブラウン・パープル。真夏以外はこれでOK。格言としては『春はブラウン・パープル』なんだけど、梅雨以降の真夏のブルー・ブラックとプリスポーン期の赤を例外にして、ほぼ通念これで過ごしている。
私は=ザリガニのイメージで使ってるので、所有してるラバジの8割はブラウン・パープルですわ。
2007年02月16日
モンベル・ダウンインナー ハーフスリーブジャケット

まだまだ寒の戻りがあるといっても、陽射しが柔らかくなってきて、春が近いことを感じますね。
大体この時期になると、懐の寂しい私は処分価格の放出品に次の冬の思いを馳せるのですが、アウターの中にはオールシーズン使用可能という優れものも存在します。

モンベル(mont-bell) U.L.ダウンインナー ハーフスリーブジャケット
モンベルの半袖ダウンジャケット。
これがまた、強力な優れもの。
表面はつるつる、アコンカグアとかに比べるとちょっとかさかさする印象ながら、ミッドウェアとして着こなすダウンインナーの場合はそのくらいがちょうどいい。
そしてコイツの真の優れものぶりは、むしろアウターとしての使用時にこそ真価を発揮する。
例え真夏でも。
吹きザラシの山頂なんかでクルクルっと丸めたこのジャケットをさっとは織るだけで暖を取れるし、そもそもアウトドアだけに限らない。
そう。私にこのジャケットを勧めてくれた友人は、室内着として愛用しているからだ。
冷房ガンガンのオフィスでは織るのに最適!
真面目な話、思い切り軽いので、着てることを忘れるくらいの着心地で、仕事の邪魔にならないし、袖はハーフなので書き物やPC操作にわずらわしい思いをしないで済むのがいい。その上ぬくぬくの心地を味わえるのだから、正直最強の室内着としてこれ以上のアウターはないと断言する。
サイズは少しフィット気味に選ぶのがコツ。夏場は外では薄着だから、羽織った時にあまりぶかぶかにならないよう、ね。
フロントがジッパーでなく、ボタン式であることも付け加えておく。だからアウトドアでのアウター使用は、あくまでも羽織る感じでね。ミッドウェアとしては最高だけど、アウターの防寒目的だとボタンダウンは少し心配。
2007年02月15日
ノースフェイス・女の子ヌプシベスト

ついに春一番が吹きましたね。
もう一度寒さがやってくると予報されているとはいえ、三月はすぐそこ。いよいよ春ですね。
柔らかい響きとは裏腹に、しかしこの時期の着こなしはとても難しいもの。暑くて汗ばむかと思えば、寒くて首を縮める、そんな日中の攻防を繰り返し、朝夕はまた冷え込むという感じですね。
アウトドアでなくてもレイヤー、重ね着で体温調整を行わなければ簡単に風邪を引いちゃいます。
汗をかいたまま放置は一番の大敵。インフルエンザも流行ってますしね。

TheNorthFace(ザ・ノースフェイス) NUPTSE VEST(ヌプシベスト) Women’s
少し暖かくなってきたら重宝するのが、ダウンベスト。特にアウターとして作られたベストはポリ製トレーナーや薄手のセーターなんかとの組み合わせで、汗知らずだ。それに当然、朝夕の冷え込みに対しても保温効果も高い。
私が愛用しているアコンカグアに対し、このヌプシは完全アウター対応なので、これからの時期の着こなしの幅を広げてくれることだろう。
ダウンは高品質の700フィルパワー、切り返しから上の肩の部分は生地を二重にして補強してあるあたりが、ザックを背負うことを前提に作りこんであるアウトドアメーカーらしいところ。ハイキングなんかにもぴったり。
しかしこのヌプシ、フーデッド?
撥水加工が優れた素材だから、軽いハイキングで折り畳み傘と併用するのもいいかもね。
2007年02月14日
デオシームで臭いオサラバ

仕事柄、不特定多数のお客さんと接するのが常の私にとって、毎日気をつけねばならないのは、不快な臭い。特に汗臭いまま人前に出たりするのはやはり、ご法度なのだ。
香水はつけないけれど、冬場でも無香料の制汗剤の類は常用するし、激しく動いて汗をかく機会が年中多い仕事なので、着替えを持ち込んだりすることも多くて、結構コスト的に財政を圧迫することは多かった。
そんな際に教えてもらったのが、フェニックスが誇る消臭効果付与素材、デオシーム。

フェニックス(PHENIX) デオシーム クルー立体Tシャツ【3枚セットで超お買い得!】
長期登山なんかで着替えを携行するのに限界がある際に重宝する、消臭効果を持つ繊維デオシームで織られたフェニックスのアンダーウェア。
周辺の悪臭と化学結合し、中和することでニオイを消すその効果はアンモニア臭(汗、尿などの分解物質)、イソ吉草臭(ワキガ、足の臭い)、イネナール臭(加齢臭)を中和する反面、香水・アロマテラピーなどの芳香成分は中和しないという特性を持つ。
まぁ、本格的アウトドアのモデルではなく、あくまでアンダーウェアとしてのTシャツだから、綿40%・レーヨン40%・ポリエステル15%・ポリウレタン5%というのは仕方のないところかな。綿が含まれているのでゴワゴワ感はなく、しなやか。速乾性もそこそこ悪くない。ただしウィックロンやポリ100%とは比べ物にならないので、その辺りは運動量に照らし合わせる必要がある。
とにかく騙されたと思って試してみて欲しい。
特に春が来て汗をかく機会がこれから増えることが予想される方にはびっくりして欲しいところだ。
2007年02月13日
サイトマスター・ウルティモ

フィッシングショーの楽しみのひとつは、展示されているアイテムを実際に手に取り、触れることが出来る点。
そういう意味では偏光グラスの見え具合を確認できるというのは、またとないチャンスでもある。
以前エントリーに上げた、サイトマスター。
私自身は今現在、zealとフラッシュカットの組み合わせを使っているのだけれど、それ以前に3シーズンを過ごしたのが、このサイトマスターだった。
フラッシュカット然り、サイトマスター然り、行き着くところは『いかに快適に釣りをするか』というところを究極まで突き詰めた偏光グラスだ。実際、個人差とレンズ色や天候の要因を考慮しても、水の中の様子はよく分かる。
ところが、あくまで私個人の感想になるけれど、フラッシュカットは個人的には結構疲れやすいし、普段使いには向いていない気がするので、釣り専用機種であることを謳っているメーカーの言は正しいと感じる。それでも使い続ける理由は、もちろん何よりも水中がよく見えるからなのだけれど、正直安い買い物ではないので、あまりの汎用性のなさに少し後悔することも、ないではない。
加えて、プラスチックレンズのフラッシュカットはどんなフレームにも基本的には合わせることが出来るため、顔の横をぴったりフィットさせる8カーブレンズも容易に製作が可能だ。ただしその反面、宿命的にレンズの歪みは(極力排除されているとはいえ)皆無というわけではないので、体調次第ではどうしても頭痛とか目の疲れが出ちゃう。レンズに傷は付きにくいんだけどね。

サイトマスター(Sight Master) ウルティモ メタリックブルー(リミテッド)/ULTIMO METALLIC BLUE
その点、サイトマスターはガラスレンズなので歪みが全くなく、かけていて疲れるということはまるでなかった。視界が慣れるまで頭痛が起こったりという弊害なんて全く無かったし、カーブにもすぐ目が慣れた。また高熱に強いので、車の中に置き忘れてしまっても、グニャグニャになる心配もないのは頼もしい。
レンズカラーに関する点については、私が利用しているタレックスレンズ大阪本店のショールームで尋ねたところ、サイトマスターシリーズのタレックスレンズは特製で、タレックスの既成ラインナップをベースに、微量の色合いをいくつも調合することで、ティムコ独自の「釣りに適した」配色を加味して特別オーダーしたものを採用しているとのことだった。こちらも釣りにバリバリに特化したモデルであることは間違いない。あと、ガラスレンズでも両面マルチコートはできるだけ仕上げる方がいいとも聞いた。映り込みは格段に減少しますからね。サイトマスターはもちろんその辺りもクリアしていてOK。
結局、骨格的に頭がデカイ私はいくらフィッティングしてもガラスレンズの自重をパッドで支えることが出来ずにずり落ちるのを最後まで解消できなかったのでプラスチックレンズへと移行したのだけど、それがなければ今でもガラスレンズの方が良かったなぁ、と思っている。
最初の一本はライトブラウン系。コントラクトが目に馴染みますわ。
ドライブにも使うならライトグレー系。景色が流れる風景に強いので、渓流とか川もこちら。
朝夕の暗い時や野池のステインウォーターならイーズグリーン。
ピーカンの夏やサイトするならセレン系。
度入りを作りたくてサイトマスターを諦めていた方には、少し裏ワザを。
釣りの時につけるメガネで、日々常用しないなら、コンタクトレンズをはめた上から偏光をするのもアリです。特にガラスレンズは歪みが無いのでこの方法である程度は解決できると思いますね。余程度がきついか、または頻度高く使用するならさすがにオーダーするべきでしょうけれど、度入りのレンズを。
ちなみに上記の方法、プレスチックレンズではまるでオススメしません。めちゃくちゃ疲れますよ。
2007年02月12日
2007年02月11日
トランギア・アルコールバーナー

最近、幾つかの雑誌で紹介されていて、そのあまりにシンプルな構造に興味を引かれて購入。
トランギアのアルコールバーナー。
約55年モデルチェンジせずに愛用され続けているバーナーだけあって、110gしかないボディは頼もしくも鈍い輝くをはなっている。
このバーナー、その自重もさることながら、私が一番気に入った購入の決め手は、燃料がアルコールであること(当たり前だけど)。加えて燃料用のメチルアルコールだけでなく、消毒用のエチルアルコールも使用可能である点が大いに気に入ったのだ。ちなみに付属の説明書によると、エチルを使うと火力を強化できる反面、すすが出るらしいのだけれど、正直このバーナーは使い込んで焼いて変色してこそ味なので、そんなことは一向に構わない。
山でもそうだし、釣りでもそうだけど、ちょっとしたキズを消毒したい時にエチルアルコールは便利だ。小分けしたボトルで携行して、それをそのまま燃料に転換できるのは軽量化を考えるとこの上ない恩恵だろう。

トランギア アルコールバーナー
恐ろしく単純な構造で確実に稼動するというのは、心強いことだ。
前に冬場の釣りで魚の背びれが手のひらに刺さり、めちゃくちゃ腫れあがってきてストーブで暖まるどころではなくなったことがあったけど、消毒できるのも利点だし、この小さな巨人を携行すれば一石二鳥、と思っている。
ただし、カッコいい姿かたちにほれ込んで、握り締めて眺めていると、手のひらが10円玉の匂いがするからそこだけには注意が必要だ。
2007年02月10日
フリッピングスティック

モリゾーフリップ+スピードマスターのセッティング。
加入させればカバーではかなり楽しそうだけど、今の不自由な右手じゃ、この合計重量を振って延々フリッピングなんて、まずムリだ。スピードマスターの巻き取りでさえひいひい泣いてるのに。
うーむ。金銭的にも見送り。
…と、自分を言い聞かせる。
欲しいなぁ(笑)。