2006年01月12日
王室御用達?

真冬になると、どうしても釣りに出かける足色が鈍ってしまう。
そんな時は来春を見据えてタックルのメンテナンスをするのも楽しみの一つ。
今は出番が少なくなってしまったけど、2500CSRは私の愛機。
フルチューンされたモラムなんかとは別物の、クラシックAbu。
購入当時は限定復刻だったのでとても高価で、さすがに競馬につぎ込むお金がなくなったのを今でも覚えています。
なぜ5500ではなく2500、それもIAR機構の搭載されていないロケットだったのか。これは単に私の手の平が小さいことと、単純にクロームグレーのボディがカッコよかったからに他なりません。
不思議と大きなバスに縁のないリールで、私が長年の釣行で数えるほどしか釣ったことのないランカーは全て別のリール使用時に遭遇しているという、不運の名機。しかしそれでも40cmクラスのバスだけでなく、80アップのライギョを始めとしてケタバス、ギル、ナマズなど釣り上げた魚は多岐に渡ります。
愛着だけなら抜きん出た存在であることに異論はありません。
市販の改造パーツを組み込むことでワインダギアを交換、レベルワインダにベアリングを増設し、スプール周りも元々使用されていたベアリング(といってもこのリールはロケットだったので悪名高い粗悪なブロンズベアリングではなく、そこそこまともなステンレスベアリングが純正で使われていたのですが)は精密部品メーカー製の国産に交換。
それだけに飽きたらずメカニカルブレーキキャップ内にも同様の小径ベアリングを仕込んであります。さらに純正のパワハンからザウルス製のロングS型パワハンに改装。中身も完全に油抜きを行ってからグリスの塗布、F-0の注入処理で見違えるほど性能は向上しています。
まあ、限界はあります。元が元ですからね。国産の現行品には遠く及びませんが。いいんですよ。好きなんですから。
こういう手作業で改造するのも楽しいけど、Abuを使いこなす過程もまた、楽しいものです。
改造を粗方済ませたチューンドも販売されてるしね。

アブガルシア アンバサダー5500C サンセット オレンジ ZPI Tuned

アブガルシア アンバサダー5500C ヘリテージ ブロンズ ZPI Tuned

アブガルシア アンバサダー4500C サンセット オレンジ ZPI Tuned

アブガルシア アンバサダー4500C ヘリテージ ブロンズ ZPI Tuned
一生使えるリールを一台持つのも、悪くないです。
もっとも、ホンキ度1000%で釣るなら、やはりこれかなぁ、欲しいです。

アブガルシア モラム SX1601C ULTRA MAG AE-74
やっぱ、スゲェ。
Posted by 少佐 at 13:19│Comments(0)
│タックル雑記
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