2006年03月29日
コンクエスト200インプレ

ここ数年、私のバス釣りでジグ撃ちと並ぶ二大戦略が、ビッグベイト。
最近ではブームが少々下火になってきたこの釣り方、やはり一番の魅力は『出れば確実にドでかい』という一点に尽きる。
平均して2~3オンスの巨大ルアーを投げまくるこの釣り方。実際に自分でビッグベイターを見かけたことってほとんどないので、ビッグプラグの高騰って、やっぱり投機目的の買占めなんだろうね。一昔前のメガバスみたいに。
それはさておき、この釣り、ある程度の専用タックル化はどうしても避けては通れない。
特に3オンスクラスとなると、ロッドのパワー、リールのラインキャパ、ラインの遠投性能とどれが欠けても快適に投げ続けることはできない。
その点、このコンクエスト200は充分なキャパと剛性を持ちながら、巻き心地が極めて軽くて素晴らしい。5.0:1というギヤ比も巻物に最適。パワハン装備という点も見逃せない。

シマノ カルカッタ CONQUEST(コンクエスト)201
ビッグベイトはその図体が巨大なあまり、キャスト時に極めて風の影響を受けやすい。
重量があるのでトラブルが起こりにくいと思われがちだけど、実はそうでもない。
使用するラインもかなり太いため、バックラッシュするともう、目も当てられない状況になるのは想像に容易い。とにかくラインの先端が重いため、軽くバックラッシュしてもスプールが締まってしまい、キャパそのものが使用不能になるケースもある。
それを避けるなら、DCを選択する方法もあるだろう。

シマノ カルカッタ CONQUEST 200DC
反対に、ラインキャパと剛性を第一に据えるなら、価格を考慮して機能優先でもいいだろう。

シマノ 05 カルカッタ 200
ラインも同様だが、太さはブレイク対策だけでなくキャスト時の精神的支柱でもある。
その重量ゆえにキャストした瞬間ブレイクすることも少なくないので必然的にこの太さになった。

東レ ソラロームII 浜豪力 220m
やはりこのラインは飛距離は違う。この太さでこの飛距離をたたき出すラインは他にはなかった。
ナイロンを選んでるのは、ビッグベイトの多くがフローティングだから。もしもエスドライブなんかのS字系をメインにするならフロロでOK。

呉羽化学 リバージ R-18 フロロリミテッド 100m
その場合は20ポンドでいいだろう。こちらの場合はスプールに馴染みがいいことと、強度、あと、ごわつきのないラインを選びたい。20ポンドのフロロなんて、バックラッシュしたら一巻の終わりですわ。
とにかく、トラブルフリーなこと。
これが選択の第一。
ブツが高いだけにプカプカ浮かんでいようものなら泳ぐ羽目になるしね
Posted by 少佐 at 16:11│Comments(0)
│インプレ雑文
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