2006年03月09日
メタニウムMgインプレ

タイラントHDにセッティングする、メタニウムMg。
基本設計は旧メタニウムの赤メタ、銀メタから変わらないためにパーミング位置の高さはいくらか前時代的ではありますが、マグネシウム製のフルメタルボディで剛性は高い上に、ラインキャパが豊富なのが魅力。
ジグ竿、しかも2オンス未満のビッグベイトも担当するタックルだけに、巻くラインはフロロカーボン20ポンド。
このクラスのラインを不足なく巻け、かつ飛び抜けて軽量なのは魅力です。
ブレーキブロックはグレーとクリアをそれぞれ一個ずつオン、キャスコンはゆるゆるでピッチング仕様にしてあります。
私はベイトリールはシマノ派ですので、遠心力ブレーキの後半の伸びを重視するため、どうしても逆風化でのバックラッシュはダイワのマグブレーキに分がありますが、ことピッチングでは最高の相性といってもよいでしょう。
特にカバー撃ちをメインとするなら飛距離よりはキャスト精度がモノを言いますし、もちろん遠投も可能ですからね。

シマノ メタニウム Mg
今ならかなり値引率も高いし、淡水下での使用に限定すれば極上のオススメです。
ラインは呉羽のフロロカーボンを愛用。
特に太い番手は最近、エクスクールが廃盤となって市場にあるだけみたいなので手に入りにくく、R18を愛用。

呉羽化学 リバージ R-18 フロロリミテッド 100m
呉羽化学のラインは使ってる人が少ないけど、このラインはエクスクール亡き後、最強。こいつは切れないしヨレも少ないと、私は絶賛している。
エクスクール譲りの、満点の強度と感度、何よりフロロ特有のごわつくような硬さがなく、その上スプールに馴染みやすいのでトラブルを起こしにくい。なのに癖がつきにくい。いいトコずくめの糸です。
シマノ製スピニングリールを使用される場合には特にオススメしたい。これだけでかなりバックラッシュが激減します。